結婚内祝いとは?贈る時のマナーやおすすめのギフトを解説します

 

6月は今ではすっかりおなじみの『ジューンブライド』ですね。
梅雨の時期ですが、意外にもそうでない4月や5月よりも、結婚する割合が高いそうですよ。

今月結婚式を挙げました!という方はやはり多いのではないでしょうか。


結婚式を挙げ、結婚祝いを頂いた時、お礼状を添えて「内祝い」をお返しすると思います。
初めて贈る際や贈り慣れていない場合は内祝いってどんなものを贈るんだろう?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

そもそも内祝いとは、慶事の際に周囲の方から頂いたお祝いへのお返しのことです。
結婚内祝いを贈るときのマナーやギフトの選び方を知ることで、感謝の気持ちを相手の方にきちんと伝える事が出来ます。

そこで今回は、結婚内祝いとはどういうものか解説した上で、贈る際のマナーや喜ばれるギフト選びのポイントをご紹介します。

 

結婚内祝いとは?


本来「内祝い」というのは、お祝い事があった家が、親族や親しい人やご近所の方たちへ「幸せのおすそ分け」をして喜びを一緒に分かち合うために配っていた贈り物のことを指します。
「身内のお祝い」ということで「内祝い」と言います。単なる「お返し」とは違う意味をもちます。

ですが「結婚内祝い」は、現在では頂いた結婚祝いへのお返しという意味で使うことがスタンダードとなってきました。
直接会って手渡しするか、郵送で届けることが一般的です。
結婚祝いを頂いた方の中で結婚式に招待できなかった方や欠席された方へ贈ります。

頂いた結婚祝いの半額程度のお返しを贈るのが一般的ですが、目上の方から頂いたお祝いに半額でお返しすると、かえって失礼な場合もあります。
高額な結婚祝いに対しては、3分の1程度でお返しするとよいでしょう。

後輩や部下といった目下の方からの結婚祝いには、同額で返すのがマナーです。
相手の方との関係性によって結婚内祝いの金額が変わってくるため、迷った時は夫婦で相談しながら決めると安心です。

 

結婚内祝いを贈る際のマナー


結婚祝いを頂いた時はすぐにお礼を伝え、後から熨斗(のし)紙付きの結婚内祝いをお礼状と供に贈ることがマナーです。
いざ内祝いを贈るとなると、のしの書き方やお礼状の書き方について迷う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、結婚内祝いを贈るときのマナーについて詳しく解説します。


結婚祝いを受け取った時点でお礼を伝える

結婚祝いを頂いたら、できるだけ早く連絡してお礼を伝えましょう。
直接会って頂いた時はその場でお礼を伝えます。
遠方にお住まいの方からは、結婚祝いを郵送で受け取ることもあります。
お礼を伝えないままだときちんと届いたのか相手が不安に思うかもしれません。
届いた時点ですぐに電話をして、後日あらためて内祝いを贈りましょう。

直接お礼を言うか電話で伝える以外に、お礼状を郵送するという方法もあります。
内容は贈り物が届いた報告とお礼の言葉を書きます。
一度お礼状を書いた方にも、内祝いを贈る際は新たにお礼状を添えましょう。

多くの方から結婚祝いを頂くと、内祝いを贈る時に誰にお礼状を出したかわからず内容が重複する恐れがあります。
結婚祝いを頂いた時はリストを作っておくとわかりやすいでしょう。

熨斗(のし)紙をつける

慶事の贈りものには熨斗(のし)紙をつけます。
水引の本数は10本で「結び切り」のものを選びましょう。
慶事の水引は「結び切り」以外に「蝶結び」がありますが、蝶結びは何度も結び直せることから婚礼の際には使いません。
水引の色は紅白か金銀を選びましょう。

熨斗(のし)紙の表書きは、水引の上部分に「内祝」「結婚内祝」「御礼」「寿」のいずれかを書きます。
水引の下には贈り主の名前を書きます。
新しい姓で夫婦の名前を書いても、両家の名字を書いても構いません。
基本的に男性の名前が右側、女性は左側です。
名前は表書きよりも小さな字で記入し、表書きや名前の字が水引や右上の熨斗(のし)にかからないように注意しましょう。

お礼状を添える

結婚内祝いにはマナーとしてお礼状を添えます。
お礼状には結婚祝いを頂いたことへのお礼の他に、「新生活の様子」「夫婦としての今後の抱負」「今後の支援のお願い」といった内容を含めましょう。

時候の挨拶で書きはじめ、最後に夫婦の名前を連名で書いて文章を締めくくります。
名前の下には新居の住所や郵便番号、電話番号を書き忘れないように気をつけましょう。
慶事の時の手紙では「区切りをつけないように」との意味を込めて、句読点をつけません。
空白や改行で文章を区切って、読みやすいように工夫します。

披露宴に招待できなかったり、欠席されたりした方へのお礼状には、結婚式の写真を添えるのもいいでしょう。

 

結婚内祝いを贈る必要のないケース

結婚祝いを頂いても内祝いを贈らなくていい場合があります。
一つ目は結婚式で引出物を渡した場合です。
結婚式でのおもてなしが結婚祝いに対するお返しとなるため、改めて内祝いを渡さなくてもマナー違反とはなりません。

二つ目は、頂いた金額が少額だった場合です。
少額の結婚祝いに、さらに少額の内祝いを贈ると失礼な印象を与えてしまう恐れがあります。
気軽な気持ちでお祝いをくださった場合は、内祝いを贈るとかえって気を使わせることもあるので気を付けましょう。

最後に、会社の制度として結婚祝いを受け取った場合です。
内祝いを返す相手がはっきりとわからないため、内祝いを用意しなくても大丈夫です。

 

結婚内祝いを贈るのに最適な時期は?


結婚祝いを頂いてから1ヵ月以内に内祝いを贈るのが一般的です。
内祝いは、頂いたお祝いのお返しであると共に結婚報告を兼ねるもの。
結婚式や入籍が終わったら、なるべく早くに贈りましょう。

結婚内祝いのギフトを一人一人に選ぶとなると時間がかかります。
気がつけば1ヵ月以上過ぎていた・・・なんてことが起こらないよう、早めに準備しておきましょう♪

 

結婚内祝いギフトの選び方


いざ内祝いを選ぼう!となった時、どういった物がいいのか、また気を付けなければいけない事があるのかどうかがわからず不安な方は多いと思います。
以下ではそんな結婚内祝いギフトの選び方のポイントについて説明していきます。

相手が喜びそうなものを選ぶ

スイーツギフト
内祝いを受け取った方がもらって困るものは避け、喜んでもらえそうなギフトを選びましょう。
例として、子どもがいる家庭には、家族で使える日用雑貨や子どもが喜ぶキャラクターギフトなどもお勧めです。
家族構成やライフスタイルを考えた上で選ぶのがポイントです♪

相手の好きなブランドものを選んだり、お酒の好きな方であればおつまみやグラス類を贈るのも◎
だからといってあまりに高価すぎるものを贈ると、気を使わせるかもしれません。
日常生活で気軽に使えるものや皆で食べられるものを選ぶのが良いですね。

何を選べばいいか迷うときは、相手の方に直接聞いてみるのもありです。
親しい間柄であれば直接聞いてみてもよいでしょう。

偶数や忌み数字は避ける

結婚内祝いを選ぶ時は「個数」に注意しましょう。
偶数は「割り切れる・別れる」という意味から縁起が悪いとされるので、お祝いでは避けたほうが無難です。

複数個で1セットのギフトを贈るときは、奇数のものを選ぶようにしましょう。
偶数の中でも2と1ダースとなる12は使ってもOKです。
2個だと「1ペア」とも数え「一対」「夫婦」の意味を持つからです。
1ダースも「1組」になるため問題ありません。

偶数の他には「忌み数字」も縁起が悪いため避けましょう。
4は「死」を連想させるうえに、割り切れる偶数のためタブーです。
9は「苦」を連想させることからお祝いには向きません。
結婚内祝いでは1・3・5・7といった奇数か、2・12を選ぶことをおすすめします。


人気のギフトを選びましょう

いわゆる「消えモノ」は結婚内祝いのギフトとして人気が高く、喜ばれやすいでしょう。

「消えモノ」とは消耗品のことです。
具体的にはスイーツや調味料、お茶などといった「食べるとなくなるもの」や、洗剤・入浴剤・タオルなどといった「使うとなくなるもの」を指します。

実用的で誰にでも使ってもらいやすく、消耗するものであれば処分や置き場にも困りません。
結婚内祝いで消えモノを選ぶ場合は「自分では買わないけれどもらうと嬉しい物」を考えてみましょう。
食べ物なら有名店のお取り寄せやご夫婦の出身地の名物グルメ、日用品なら素材やデザインにこだわりのあるタオルなどのギフトもおすすめです。

コーヒーやお茶、ジャム類などの長期間保存できるものも大変お勧めです。
相手に選んでもらうカタログギフトも鉄板ですし、普段は行かないような楽しい体験型ギフトも面白いですね!

そんな「消えモノ」は内祝いの定番となっている一方、人によっては「喜びが消えてなくなってしまう」、「記念に残らない」といったことから、
結婚内祝いに消えモノを選ぶのは“縁起が悪い”と見る向きもあります。
品物を決めてしまう前に、ご家族や親族、職場の事情に詳しい方にも相談しておくと良いでしょう。

それでは最後に当店の内祝いにおすすめの商品を2つご紹介します!

フォトフレーム
両親に贈る内祝いとしては、手書きのメッセージを彫刻できるフォトフレームがおススメです♪
改めて両親に、感謝の想いを伝えてみませんか?

↓ フォトフレーム販売ページはこちら ↓
https://www.ono-gift.com/shop/products/list.php?category_id=12

信楽焼カップ 焼酎
お酒好きなお友達やご親戚の方などには信楽焼フリーカップがおススメです。
もちろん名前やメッセージの彫刻可能!お酒やコーヒーなど、どんな飲み物も美味しく頂ける万能なフリーカップです。
入れ物の木箱にメッセージを印刷できる商品もございますので、世界に一つのギフトを贈りたい方に最適です。

↓ 信楽焼カップ販売ページはこちら ↓
https://www.ono-gift.com/shop/products/list.php?category_id=58

 

まとめ


内祝いは、目上の人や会社の上司、親戚や友達といった相手との関係性によって気を付けなければいけないことや渡すときのマナーが異なってきます。
また、結婚祝いに頂く金額も様々。
ただ贈ればよいというものではないので、迷うことやわからないことばかりと不安に思う方も多いでしょう。

今回の記事で、そうした不安が少しでも取り除けられたら幸いです。

当店でも結婚祝いや内祝いにおすすめのギフトを取り扱っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

ガラス彫刻工房ONO
TEL/FAX:0745-47-1478
Mail:info☆ono-gift.com ☆→@へ変更してください

 

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